Stable Diffusion 環境壊れちゃった...
久々に Stable Diffusion をやろうとして何も考えずに git pull で更新してしまったら、手元の環境が壊れてしまった。
そんなこと、よくありますよね?
生成 AI は日進月歩だと思いますが、何がいいのか調べてみました。
結論
`Stability Matrix` を使おう!! (GitHub: LykosAI/StabilityMatrix)
まず一口に Stable Diffusion といっても、UIは複数あるんですよね。
一番有名なのは `AUTOMATIC1111` でしょう。
他にはノードで色々とできる `ComfyUI` が有名だと思います。
それらのインストールは、PC に慣れている人なら簡単でしょう。
しかし、慣れていても時間が立つと忘れてしまいます。
「入れていた環境なんだったっけな...」とか
「python のバージョンはどれでよかったんだっけ...」とかですね。
WSL や Docker などの別環境で退避させていれば、メインの OS の環境は汚さないと思いますが、そこまで気にする人はハードに使いこなせるでしょう。
面倒なことはしたくないけど、簡単に構築したい。でも将来性や安全性も欲しい。
それらを解決してくれるのが `Stability Matrix` です。
簡単に言えば一発で環境構築をしてくれる便利アプリです。
詳しい入れ方などは別サイトで紹介されていますので、そちらでどうぞ。
ASCII.jp:これは便利!「Stable Diffusion」が超簡単に始められる「Stability Matrix」 (1/3)
AI画像生成の新時代! 「Stability Matrix」で最新の画像生成を体感せよ! - 生成AIストリーム - 窓の杜
ここが便利!
- Portable モードでドライブ管理しやすい
- シンプルな UI、`Inference`が便利
- AUTOMATIC1111, ComfyUI などの UI もボタン1発
- モデルの DL がアプリから GUI で可能
Portable モードでドライブ管理しやすい
本体のインストール時に Portable モードを選択することで、Dドライブなどに環境を隔離できる。
容量が心配になったりしたときは、まとめて移動もできるし、不要なモデルや絵などもまとまっているので管理しやすい。
シンプルな UI、`Inference`が便利
本来はパッケージと呼ばれる、それぞれの UI をインストールして使うのが使い方だろう。
しかし Inferenve と呼ばれるアプリ本体の簡単な UI が存在する。
これがシンプルだけど使いやすくて便利。
イメージ的には `AUTOMATIC1111{ をシンプルにしてモダンな UI にした感じ。
`AUTOMATIC1111` を使ったことがあれば簡単に使いこなせるだろう。
複雑なことをしたい場合は足りないかもしれないが、`ControlNet`なども利用できるので、ガッツリ使う以外なら足りるだろう。
ちなみに実際には `ComfyUI` で動作しているらしいので、早い。
生成時に `ComfyUI` を入れるように求められるし `ControlNet` なども使う時にインストールするか求められるので、別途ネットから探す必要もない、
AUTOMATIC1111, ComfyUI などの UI もボタン1発
そうじゃなくて他の UI を使いたい場合もボタン1発で構築できる。
対応している GPU 形式(Geforce, AMD, Zluda, ROCm など)もラベル付けされているのでわかりやすい。
起動もここからいけるので、便利。
モデルの DL がアプリから GUI で可能
CivitAI や Hugging Face からモデルを探す必要がない。
アプリ内からモデルを探して DL するだけで利用できる。
CivitAI はサムネイルで表示されているのでイメージも掴みやすい。
サムネイル選択で CivitAI にあるだろう情報のページが表示されるし、右クリックから CivitAI に飛べるので、詳細を見たい場合はそちらからでいいだろう。
まとめ
まだまだ使いこなせていないが、インストールからモデルのDL、生成までコマンドを使う必要がないので、「構築が難しそうだし...」とかで悩んでいる人にいいだろう。
しばらくはこれで遊んでみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿