これで十分! Inference で楽々生成 AI
ここでは Stability Matrix の Inference の使い方を見ていこう。
version は 2.15.0 だ。
メニュー説明
まず Stability Matrix を起動して後に、左側のメニューから「Inference」を選ぶ。
メニュー名が出ていない場合は、一番上の三本線(ハンバーガーメニュー)を選択すると広がるのでわかりやすい。
上から
- パッケージ
- 各種 UI の管理画面
- Inference
- シンプルな生成 UI
- Checkpointマネージャー
- Install しているモデル(Checkpoint や Lora など)の管理画面
- モデルブラウザ
- CivitAI, Hugging Face の画面, CivitAI は DL もできる
- アウトプットブラウザ
- 生成した成果物の管理画面
- ワークフロー
- 謎, 色々なテンプレート?
初期セットアップ
まずは「モデルブラウザ」から好きなモデルを DL しておこう。
「Inference」の画面を開いたら、「モデル」から DL したモデルを選択。
そうすると、ComfyUI が必要なのでインストールするかどうかのダイアログが表示されるので、素直にインストールする。
Stability Matrix では自分の CPU/GPU に合った UI をインストールしてくれるので便利。
筆者は AMD Radeon 製の GPU なので、directml 方式になる。
起動オプションも自動でやってくれるので、特に弄る必要はない。
ComfyUI のインストールが終わったら、再度「Genelate Image」ボタンを押すと、ComfyUI を Launch(起動)するか聞いてくるので、起動しておく。
あらかじめ、「パッケージ」画面から ComfyUI を起動しておいてもいい。
ここで便利なのは、ユーザーが操作することで、必要な状態を教えてくれること。
細かい部分を見ていくと
- モデルの右側の歯車マーク
- Refiner や VAE といった項目をチェックで選択し追加できる
- アドオン
- ControlNet といった機能が使える
- Steps
- デフォルトでは HiresFix と Upscaler,
- 「+」マークから FaceDetailer なども追加できる
- FaceDetailer は拡張機能の ADetailer のこと
- face_yolov8m などのモデルもここから DL できる
- 右上のメニュー
- プロジェクトを保存できる
- モデルやサイズなどを保存して呼び出せる
注意点
- 無限生成モードがない?
- 複数枚一気に作りたい場合の生成モードがないかもしれない
- Batch SIze, Batches で選択するしかない
- Face Detailer は ComfyUI に追加 Pack が必要
- (Radeon の場合) torch_directml_native が見つからないので追加作業が必要
- 「ImportError: DLL load failed while importing torch_directml_native: 指定されたプロシージャが見つかりません。」で ComfyUI が起動できない
- 解決策
- cmd で "StabilityMatrix/Data/Packages/ComfyUI" まで移動
- venv\Scripts\activate
- pip install torch-directml --force-reinstall
- `ERROR: pip's dependency resolver does not currently take into account all the packages that are installed.`とか出るけどOK
- cmd を閉じて完了
- ComfyUI が起動できることを確認
生成結果
まとめ
こんなに簡単に構築できて、さらに依存などは教えてくれる。
こんな便利なソフトがあるなんて、便利な世の中。
Radeon でも問題ないので、安心して GPU を買える!!
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