2025年2月28日金曜日

絵心不要!! Google スライドで作る瞳テクスチャ

絵心不要!! Google スライドで作る瞳テクスチャ

3DCG キャラモデリングをしていてそれなりにモデリングはうまくできるようになったけど、絵心や機材が無くてペイントが鬼門だという方も多いだろう。

ここでは人物の中でも重要な要素と言える、瞳のテクスチャにチャレンジする。

ペン・板タブもイラストアプリも使わずに Google アプリのスライドアプリ(いわゆるパワポ)でそれなりの瞳テクスチャを作り出そう。

Google のスライドアプリを起動して、空のプレゼンテーションを作ろう。

イラスト向けの瞳の描き方は、色々な方が説明されているが、ここでは単純な構造を採用する。

  • 瞳孔
  • 虹彩
  • 瞳全体
  • 瞳(暗)
  • 瞳(明)
以上の5つの要素で作っていく。
色の明暗は、
(明) > 虹彩 > 瞳(明) > 瞳全体 > 瞳(暗) > 瞳孔 > (暗) に設定する。
今回は、色はデフォルトであるものを利用するが、任意に色を作るなりしてもいい。
ここで注意点として、今回のは解像度が低いので、めっちゃ綺麗なのが欲しい場合はご期待に沿えない点にご了承いただきたい。

完成形


手順

  1. 上部メニューから、「図形メニュー」>「図形」>「楕円」を選択し、スライド全体になるように適当に楕円にする。これは「瞳全体」にする。
  2. 「瞳全体」を選択した状態で、上部メニューから、「枠線の色」から線の色を透明にする。(これは好き嫌いあると思うのでどちらでも)
  3. 続いて上部メニュー「塗りつぶしの色」>「グラデーション」>「カスタム」>「カスタムの色を追加する」を選択する。
  4. 今回は中央が濃くて外に向かって薄くなる色にするので、タイプを「円形」に、中心は「中心」に、2つある色の左側は濃い色(明るい赤1)に、右側は薄い色(明るい赤2)に設定する。
  5. 「瞳全体」を選択し、コピペする。
  6. コピペした楕円を、Shift を押しながら比率を保ちつつ小さくし、「瞳全体」の中央に配置する。これが「瞳孔」になる。
  7. 「瞳孔」を選択し、色を塗りつぶす。ここでは単色の「暗い赤1」にする。枠線も透明にする。
  8. 上部メニューから、「図形メニュー」>「図形」>「月」を選択し追加する。これが「瞳(暗)」になる。
  9. 「瞳(暗)」を選択し、「右クリックメニュー」>「回転」>「右周りに90°回転」をする。
  10. 「瞳(暗)」のサイズを大きくして「瞳全体」の半分くらい被るようにする。多少はみ出てもいいので「瞳全体」が見えないようにする。
  11. 「瞳(暗)」の黄色いひし形部分を動かし、月の満ち欠けを調整し、「瞳孔」に少し被るようにする。
  12. 「瞳(暗)」の色を変える。「塗りつぶしの色」>「単色」>「暗い赤2」にしてから、「塗りつぶしの色」>「単色」>「カスタム」>「カスタムの色を追加する」からアルファ(A)を任意の値にする。ここでは「30」にする。
  13. 上部メニューから、「図形メニュー」>「図形」>「楕円」を追加する。これが「瞳(明)」になる。
  14. 「瞳(明)」を枠線を透明にし、適当な大きさにて「瞳全体」の下中央に配置する。
  15. 「瞳(明)」の色を「明るい赤3」にしてから、「塗りつぶしの色」>「単色」>「カスタム」>「カスタムの色を追加する」からアルファ(A)を任意の値にする。ここでは「60」にする。
  16. 「図形メニュー」>「図形」>「楕円」を追加する。これが「虹彩」になる。
  17. 「虹彩」の枠線を透明、色を白にして、細く小さくして好きな位置に配置する。
  18. 「虹彩」をコピペして、大きさや位置を変えて虹彩を増やす。
  19. 後は好きに「虹彩」を増やすなり、星など他の図形増やしてそれっぽくする。
  20. 出来たら、上部メニュー>「ファイル」>「ダウンロード」>「PNG 画像」でそのスライドを PNG 形式でダウンロードできる。
  21. ダウンロードされた画像は、960 * 540 の画像になる。これを任意のペイントアプリではみ出た部分を塗りつぶすなり、トリミングするなりして、綺麗な楕円になるようにする。
  22. 完成

メモ

図形を回転して、スライドに合うようにすれば、もう少し大きさを稼げる。
それでも 960 * 540 で粗い画像なので、高解像度が欲しい場合は我慢か、高解像度化するツールなど使うしかない。
グラデーションしつつ透過も出来るので、「瞳(暗)」、「瞳(明)」などにやってもいいかもしれない。

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[メモ] キャライラスト参考

キャラクター三面図を描く上で、そもそものキャライラストの参考にするメモ。 個人的に参考にする・なったものを備忘録がてらメモとしてまとめておく。